フラッシュ

面白い話だけれど、実際わたしも面白いなと
思ったのだけれど
うちのDTP課の名だたる上司たちはほぼ全員と言っていい程
絵心が無い
自負しているくらいない
そして失礼ながらわたしもそう思っているくらいない


モニター上では、マウスをカチカチして
あんなに素敵で空間に無駄が無くて、
むしろ無駄すらも計算しつくされたチラシを作るくせに、
マウスがペンになったとたんその輝きはどこかへ(マウスの中へ)
消えてしまう
むしろ、どうしてDTPをやろうと思ったのか聞きたいくらい
絵を専攻せずに、DTPを知る術がわたしには思いつかない



とりあえずそんな状況なので
うちの数少ないウェブ課で作成するフラッシュの絵を
わたしが担当することになってしまった
いくらまだたたき台とはいえ、そんな理由で
(例えるなら昔取った杵柄で)
絵コンテ任されることになるなんて思ってなかった
ていうか杵柄も取ってないんですけど…
取ってたらもっと続けてたんですけど…
言いそびれたのは派遣の立場だからか


ひさしぶりのシャーペンと、
言うこと聞かない消しゴムの感覚に
懐かしさと恥ずかしさと、誇らしさが垣間見えた


決まったら決まったで大変だけれど
(全部パスで作らないといけないので…)
決まるといいな