思わせぶりなの

ショックだったこと集


私のとなりにいる同じ派遣の方は
DTPをずーっと(それはもうDTP生誕から)
やってらっしゃるという方で
やっぱり少し作品を見てると
なんというか、年期というか、
良い意味での慣れが要所に散らばってるのが解る
純粋にすごいなーって思ってた


そんな方が隣に座るならば少しの鼻息の荒さも
気にせずにいろいろ教えてもらおうと思ってた
(鼻息で溜息をつくひと。ものすごい盛大に)


ふと帰校された彼女のチラシ見ると、
最近私が使ったあしらいそのまま使われてた
あれ、まあ、よくあるやり方だしな、と
不思議に思いつつも黙っていたら、
彼女はわたしの視線に気づいたのか、
その校正紙を隠して、
それの修正はその日することはなかった


なんだかひどくがっかりした



私のを見て使ったわけではないかもしれないし、
そんな珍しいあしらいでもないし、
素材を使ったやり方なんだけど
そんな素材なんてそこらじゅうに溢れているし


だけどとてもがっかりした


DTPって結局そんなものなのかな?
誰かの何かを少し変えて校了して
それを見ただれかがまた少し変えて、
同じところをぐるぐる回って、
そのくりかえし
人の想像って、そんなに小さな箱ではないはず


もうその人に何も乞うことはないだろうと思った
そういう風に考える自分の心の狭さにもがっかりだ