西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ [DVD]

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週末はなんとなく映画を見よう!となんとなく企画し、なんとなく一人でじっくり見れるものを探したところ、なんとなく見たかった一本を手に取る。
どのレビューを見ても「泣ける!」と書いてあったのでこれはなくしかねえ!と意気込んで見る。たいていそういう気持ちで望むと、大体は期待しすぎて泣かずに淡々と終わってしまうのだけど、あれれーこの頬を伝うものは一体…。鼻?鼻水?そして手嶋(漢字でません…)の声がいいのだ。見ていて気持ちが整頓されるような、そんな一本。

実は昨日、ゲームばかりを優先してせっかくの週末のお出かけも早々に帰路についた彼さんにいらいらしていたのだけど、おばあちゃんを見てそんなことで怒ってしまってはしょうがないなって自分を省みてしまった。もっと優しくしてあげればよかった…。(いや今もいるんですけどそこに…)

今思い返してみれば、そのいらいらは彼さんにも伝わったようで、洗濯物をたたんでいる時に「手伝おうか?」と言ったり、昼ごはんに納豆ラーメンを作ってくれたり、洗濯物干すときも手伝ってくれたりと、彼は彼なりに(ゲームしたいなりに)悪いと思って何か手助けをしようと考えてくれてたのだ。おばあちゃん…私視野が狭くなってたよ…!!(盲目になりすぎだよ!)

なんだか今も思い出し泣きしてます。
この終わった後のしんみり感と満足感が大好き。いい作品にあたると胸がほわほわします。